無限の アルミホイール

manbow

2004年01月14日 00:05

アルミホイールというのは、車のwheelです。

このホイールは、私の拘りの中の拘りの一品です。



無限 CF-48
無限という会社を知っているだろうか?

あの本田宗一郎氏の実子 本田博俊氏が社長をしていた会社で
ホンダ車のレーシング部品の製造・販売を手がけているのだ。

無限とホンダは新車開発時でさえも密接な関係で繋がってるようだ。

往年のホンダファンなら、このホイールは懐かしいだろう。

私は当時このホイールを買い揃える予算が無く悔しい思いを
していたのだ。

この一風変わったデザインには、ちゃんとした理由がある。

名前の由来になったディスク面の多数のフィンは、ホイール表面積を
広げることで激しいレースで熱を持ったブレーキローターなどを、
冷やすという目的があるのだ。

当時実際のシビックレースで使われていたのだ。

それがアフターパーツとして販売されていたのだが、公道を
走る限りローターを冷やさねばならない、なんてことにはならない。

もしそんなことになったのなら、法定速度を大幅に越えなければならない。

よって、市販品の場合はドレスアップ的要素が強い。

もう、20年も前の代物なので当然中古しか存在しない。

しかし、このデザインは私の中では今でもベストなのだ。

14インチは、ちらほら見かけるのだが13インチとなると
まず無いことが多い。(私は13インチを所望)

13インチのタイヤから60扁平のタイヤにして14インチのホイールを
履かすインチUPというのが当時のトレンドだったからね。

当時の小型車に乗る者でアルミホイールを買おうという人は、
大体14インチをチョイスしたものだ。

その結果、もともと売れていない13インチの中古流通量は
大変少ないのだ。

これを探した時は、まだネットもやっておらず本当に苦労して
見て周ったのだが、どこにも無かった。

ところが、溜まり場の茶店で愚痴をこぼしていたら、いつも
話している友人のNさんが「持ってる」というじゃありませんか!

「ええっ!持ってんの!?」

あんなに探したのに・・・まさに灯台もと暗し、とはこのことだ。

そういえば、彼は昔ホンダに乗っていたのを思い出した。

聞けば「13も14インチも持ってる」などと言ってくれました。

私の目には涙が滲んでいたかも知れません。

格安で譲って貰いましたとも。

時間の経過によりそれ相応のヤレがきてたので、4万円かけて
塗装屋さんに全塗装してもらった。

今の時代じゃ けして軽くもなく、高性能というホイールじゃない
のだが私にとっては そんなことはどうでもいいのだ。

これが、10〜20キロの微速状態で回っているのを見るのが、とても
好きなのだ。

しかし残念ながら運転する自分には、それを見ることが出来ない。

唯一の弱点は、掃除がなまら面倒くさいということだ。

しないけどね(笑)

実は、このホイールのディスク面につけるプラカバーも
入手しているが、もったいなくてつけられずにいる。



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