吸って　払って

22日の午後9時50分頃、さいたま市の路上でたばこを吸っていた22歳
の男が、通りがかった嫌煙派の大学生の顔を殴り、鼻の骨を折る重傷
を負わせたとして逮捕された。

殴った男は、大学生が自分の顔の前で煙を払ったそぶりに腹が立った
と供述しているという。

最近は路上でたばこを吸ってはいけない条例とかあって、うっかり
吸えないようになってきた。　事件の場所がそういう区域かどうか
わからないが、ネット上で、ひとたび、たばこの話題が振られると
愛煙家と嫌煙家が、そりゃまあ激しくやり合うのが常だ。

私から見ると、嫌煙家と呼ばれる人たちの言い分は（全面的に納得は
出来ないが）勢いがあることは事実だ。　自ら吸わないことで健康的な
イメージもあり、メッセージ色も強いかも。

でも、たばこ好きな人間をこれでもか、と執拗にやりこめる様は、文字
だけでもちょっと怖い。

確かにポイ捨てなど、吸う人間から見ても根本的にマナー悪い喫煙者は
未だに多いからな。　ああいうの見ると、嫌煙家の彼らの言うことも、
もっともだと思えてくる。（よっぽど、バカに見えるんだろうなぁ）

それだけ、たばこ嫌いな人間がいるということは、これからの時代
吸う方はよく認識しておいた方がいいと思うな。　

この事件見て何が言いたいかっていうと、鼻を折られただけですんだ、
という見方もできるんじゃないかってこと。

もし、どちらかが凶器を持っていたらと思うと・・、しかも、どっちもが
被害者、加害者になり得ると思えるし。

八王子の事件は全面的に刺した方が悪いと思うが、たばこが原因で
刃傷事件になった場合、大きく割れそうだよねぇ。

そういう私は、今の家に越してきて大幅に本数が減った。

自由に吸える家の隅のベランダに行くことよりも、面倒くさい気持ちの方が
勝ってたよ。