鈴鹿の 思い出

manbow

2003年10月11日 23:55

2年前、F1日本GP観戦に鈴鹿へ行った。
いきなり嫁さんが「F1、見たい!」と言い出した。

私の友達がよくF1の話をしていて、実際に見ると
その迫力に圧倒される などと語るので、見たく
なったのだろう。

F1かぁ。実は私も生で見たことは無かった。

中島悟氏が疾走していたF2時代以来、鈴鹿へは
レース観戦では、行ったことがなかった。

でも、レース開催ウィークに、いきなり言われても
チケットが…。

ところが、それが金曜日の夜にタナボタで手に入って
しまった。只で、しかも2枚。

開催当日、鈴鹿は住民の方が気の毒なくらい大混雑
する。

F1観戦を敬遠するのは、その行き帰りの渋滞のせいも
ある。

しかし、チケットが手に入ってしまった。嫁さんは
行きたいという。行くしかあるまい、こうなったら。

取りあえず日曜の本選を見ようということになった。

知人から折畳みのチャリを2台確保して車に積む。

日曜の早朝に出発するところだが、駐車場の確保に
苦労しそうだ。

サーキット周りの様子も知りたいし、土曜の夜に
出発することにした。

鈴鹿までは、すいすいドライブ。快適。

24時頃、サーキットに到着。居る居る人がたくさん居る。

すでに、近くに駐車場は無い模様。

少し離れた所の駐車場を探索し始める。

帰りのことを考えれば、サーキットから少し離れている
所の方が渋滞に巻き込まれず都合がいい。

そのためのチャリ持参である。

サーキット周りの駐車場を吟味して、ある臨時駐車場に
車を停めた。

女連れなので、近い所にトイレが無いと困るのだ。

ここは、近くにコンビニがあり買出しにも好都合だった。

私が車を停めてから、残りのスペースもみるみる埋まる。

やがて、満車。いいタイミングで停めることが出来た。

電車で行こうかとも思ったが、電車でも混雑は変わらない。

結果的に車で行って正解だった。

隣に停まっている車は、新しいHonda S2000 だ。

この車は、2シーターなのだが室内は、結構タイトで
仮眠は大変そう。一人で来たようだが、窓に目張りを
して、読書していた。

コンビニに買出しに行った際、何気にS2000氏のナンバー
を見たら、札幌だよ、おぃ。

札幌から来たのかよぉ、すげ〜。

話が、逸れました。

後は、朝まで車中泊するわけだが計算違いがあった。

とっても寒かったのだ。

日曜日は上天気だということで、軽い上着しか持って
こなかったのだ。

もうね、ほんと寒い。

体が、ガタガタしてとても眠れない。

しかし、アイドリングで暖を取るなどという愚行は
絶対したくない。

しょうがない、抱き合って寝ようということになり
座っている私の上に向かい合うように嫁さんを座らせ
抱き合いましたよ。

あったか〜い。これは、いい! 眠れそう。

しかし困ったことに、この体制は外から見るとナニしてる
ようにしか見えないんですけど…。

車が揺れてないので、わかってもらえるさ と都合のいい
解釈を期待しつつ、眠りに就きました。

翌日、充分観戦して無事帰宅しました。

思い出は、これしか覚えてないんですよね、あははは
関連記事