● [軽井沢に向かったいきさつ]:http://sapolog.com/u/1302/%a4%d6%a4%e9%a4%ea/%c1%f0%c4%c5/0000351187.html
この時間だと普通の宿が目当てではない、目指すはカップルズ
ホテール! 泊まれれば何でもいいのだ。
軽井沢のホテル事情は知らないが、確かR18号沿いには何軒か
あったような曖昧な記憶がある。
一応、軽井沢市内を巡回してみたが、それらしきは発見できず。
次に小諸方面にR18号を走ってみる。
軽井沢郊外に出ると・・・あった! 煌めくネオンたち。
早速、何軒か回ってみるも・・・どこも満室。やっぱりなぁ。
しかも回る先々で、似たクルマたちばかりに出会うのだ。
同じように宿探しの組がいるのだった。
深夜のホテルでは、こういうことはよくある。
「こりゃ、あかんな」
この手のホテルは10時を回ると宿泊者ばかりで、休憩で帰る人はめっきり少ない。GWなら尚更だし、もう11時になっていた。
諦めかけたとき、奇跡が起こった。
たまたま某ホテルに踏み入ったタイミングで、一つ空室が出来たのだ。
「おー、入れちゃったヨ!」
マダムといると本当にこういうラッキーなことが多い。
こういうのは早すぎても、遅すぎてもダメなのだ。まさにラッキーと
しか言いようがない。
料金も見ずに入ってしまったが「前金です」という電話が掛かってきた。
驚いたことに「泊まり4,000円」というではないか! 安ぅっ!
確かにレトロなホテルだったが、GWなのに4,000円は安すぎ。
だが、このホテル、突っ込みどころ満載だった。
○丸いベッド(おそらく回ったはずだが、回らない)
○枕元のパネルスイッチが無垢のベニヤ板で塞がれている。
(見た目がチープすぎ、しかも木ねじで)
○TVのリモコンの「電源」だけ故障。(いちいち消しに
起きないといけない、面倒くさい)
○トイレが和式(この手のホテルで、私は初めて見た)
○シャワーの温冷調整が非常にピンポイントである。
(つまみをちょっと捻っただけで冷水→熱湯)
まぁ、それでも4,000円は安いわけで・・・恐るべし軽井沢。
時計の針はすでに深夜12時過ぎで、二人ともクタッと寝たのは
言うまでもない。
翌朝、身支度を整えホテルを出た。
「な、なんだぁ!?」
R18号はすでに軽井沢市内に向けて大渋滞であった。
昨晩のスイスイぶりが嘘のよう。
一応一時間くらい並んでみたが・・・こんな状態では先が
思いやられる。買い物も飲食もままならないだろう。
Uターンをかまして、潔く軽井沢を去ったのだった。
渋滞の後方は、さらに伸びていた。かわいそうになぁ。
腹が減ったので渋滞の車列を眺めながら・・・
おぎのやの峠の釜めし
次の目的地は、別所温泉だ。