軽井沢 びっくりホテル

manbow

2006年05月08日 22:44

夜10時に草津を出た私たちは、宿を求めて
軽井沢に下った。
● [軽井沢に向かったいきさつ]:http://sapolog.com/u/1302/%a4%d6%a4%e9%a4%ea/%c1%f0%c4%c5/0000351187.html

この時間だと普通の宿が目当てではない、目指すはカップルズ
ホテール! 泊まれれば何でもいいのだ。

軽井沢のホテル事情は知らないが、確かR18号沿いには何軒か
あったような曖昧な記憶がある。

一応、軽井沢市内を巡回してみたが、それらしきは発見できず。

次に小諸方面にR18号を走ってみる。

軽井沢郊外に出ると・・・あった! 煌めくネオンたち。

早速、何軒か回ってみるも・・・どこも満室。やっぱりなぁ。

しかも回る先々で、似たクルマたちばかりに出会うのだ。
同じように宿探しの組がいるのだった。

深夜のホテルでは、こういうことはよくある。

「こりゃ、あかんな」

この手のホテルは10時を回ると宿泊者ばかりで、休憩で帰る人はめっきり少ない。GWなら尚更だし、もう11時になっていた。

諦めかけたとき、奇跡が起こった。

たまたま某ホテルに踏み入ったタイミングで、一つ空室が出来たのだ。

「おー、入れちゃったヨ!」

マダムといると本当にこういうラッキーなことが多い。

こういうのは早すぎても、遅すぎてもダメなのだ。まさにラッキーと
しか言いようがない。

料金も見ずに入ってしまったが「前金です」という電話が掛かってきた。

驚いたことに「泊まり4,000円」というではないか! 安ぅっ!

確かにレトロなホテルだったが、GWなのに4,000円は安すぎ。


だが、このホテル、突っ込みどころ満載だった。

○丸いベッド(おそらく回ったはずだが、回らない)

○枕元のパネルスイッチが無垢のベニヤ板で塞がれている。
(見た目がチープすぎ、しかも木ねじで)

○TVのリモコンの「電源」だけ故障。(いちいち消しに
起きないといけない、面倒くさい)

○トイレが和式(この手のホテルで、私は初めて見た)

○シャワーの温冷調整が非常にピンポイントである。
(つまみをちょっと捻っただけで冷水→熱湯)

まぁ、それでも4,000円は安いわけで・・・恐るべし軽井沢。

時計の針はすでに深夜12時過ぎで、二人ともクタッと寝たのは
言うまでもない。

翌朝、身支度を整えホテルを出た。

「な、なんだぁ!?」

R18号はすでに軽井沢市内に向けて大渋滞であった。

昨晩のスイスイぶりが嘘のよう。

一応一時間くらい並んでみたが・・・こんな状態では先が
思いやられる。買い物も飲食もままならないだろう。

Uターンをかまして、潔く軽井沢を去ったのだった。

渋滞の後方は、さらに伸びていた。かわいそうになぁ。

腹が減ったので渋滞の車列を眺めながら・・・

おぎのやの峠の釜めし











次の目的地は、別所温泉だ。
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