買ったけど 使えないもの

manbow

2010年08月19日 07:24

家から文房具店の間に百円ショップが出来て、久しい。

百円で済ませたいわけではないが、近いのでつい寄って
しまうのだ。
百円ショップの文具コーナーは、日常的に使うような物品
なら、ほぼ何でもあるくらいの品揃えだ。

ところが、買ったはいいが使いづらい物、使えない物が
ちょくちょくあったりする。

今や会社の備品も、ボールペン1本でも上司のハンコが要る
くらい厳しくて、面倒なので手軽な物なら持ち込んだりする
のだが、100均の文具は中身の見極めが重要である。

まず、消しゴム。消しゴムなんて欲しいのは大体1個だけど、
100均のパッケージは3つも4つも入ってるものが多い。

3つも4つも要らないが、消しゴムなんて昔からあるものだし、
何の問題もなかろうと買ってみたが、どーも良くない。

書いた字は一応消えるのだが、正確に言うと消しカスで元々
白かったところまで汚れる。ムキーッとなってさらに消すと、
白いスペースをますます黒く浸食することになる。

しょうがないので、もう使いづらくなった小さい消しゴムで
擦ってみると、あっさりきれいに消えた。ほんとに、あっさり。

つぎにシャープの芯。言わずもがな、すぐ折れる。まぁ、これは
何かのついでに実験的に買ってみたのだが、わざわざ実験する
までもなかった。デリケートに書くクセがついた。

つぎは色鉛筆。職場で図面にちょこちょこ添削するのにマジック
やボールペンでは肝心な時にインク切れてたり、文字がかすんだり
で鬱陶しいので、朱色鉛筆を使っている。

100均の朱色鉛筆は、やはり3つも4つも入ってる。藍色と混合の
セットまである。せっかくなので朱色藍色混合を買ってみた。

これがまた、なんとも。

消しゴムやシャープ芯は、何となく愛嬌があったが朱色鉛筆は
ただ、ただ、イライラがつのる。

書けないのだ。芯が硬すぎて力を入れないと書けない。どのくらい
書けないかというと、紙が破れそうなくらい指先に力を込めても
やっと、うっすら。

安いので芯がポキポキ折れるかと思いきや、まったく想定外の
ことだった。よーく観察すると、硬さも部位によってバラバラで
調子よく書けるところもあるにはあるが、ほとんどの部分がダメ。

もちろん、よい商品を売っている店もあると思うが、つくづく
こういう小物にも今までは、普通にジャパンクオリティが宿って
いたんだ、と思ったりする。

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