3ペダル AT
運転台に座り、床を見るとAT車なのにペダルが3つあった。
ペダル配置は、乗用車のMT車のそれと同じで、左端は普通に
クラッチだった。
フォークリフトは、フォーク上昇速度をエンジンパワーに頼る
ので、早く上げたいときは故意に、空ぶかしさせることがある。
どうも、そういう時のためのクラッチのようだが、このクラッチ、
一定のストローク以上踏み込むと、今度はブレーキが掛かる。
なので、ブレーキを踏んでも、クラッチを踏んでも車体は止まる。
しばらく、運転してみたが、ATの3ペダルは割と違和感がない。
これといったネガがなさげ。(スピードレンジが低いからか)
最近のAT車の暴走事故も、この方式なら防げるんじゃないか。
アクセルが踏まれてエンジン回転数が上がっても、クラッチを
踏んでさえいれば、車体は動かない。エンジンがうなるだけだ。
暴走事故のどうしようもないところは、ペダル操作を片足だけに
依存してる点で、いくら間違えるなといっても間違えてしまったら、
もうお手上げなことだ、本人に間違えた自覚がないので。
せっかく、もう片足あるんだから、3ペダル方式で保険を掛けた方が
確実だと思うんだけどね。
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