最近のカーオーディオデッキは、10万円クラスの超高級機、3~5万
クラスの中級機、2万くらいの日本語表示USB機、1万前後のUSB
最廉価機と分かれていて、今回買ったCZ201は最廉価クラスの方だ。
ケンウッドはデザインに近年あまり変化がなく、パイオニアは妙に湾曲基調の
デザインが好きではない。クラリオンはアフター市場にはあまり熱心でないような
印象を受けるが、純正品オーディオの方では、なかなかの評価もある。
CZ201は、比較的新しい製品で(2011年8月)、今までの製品とガラッと
デザインを変えてきたので買ってみた。ラジオ選曲ボタンが一つずつ独立式
なのも決めての一つ。
プロボックスのオーディオ取り付けに関する情報は、ネット上にちらほら
あるので、大いに参考にさせて頂いた。
作業難度としてはやさしい方だと思うが、私的に最大の難所は、ここだった。
コンソール裏中央の空調用のカプラーが、固くてなかなか抜けない。
私は爪が短いのでカプラー類の外しは特に苦手なのだが、寒いせいか
指先に力も入らず、とうとうそのまま抜かずに作業した。
このコンソールを外すと外さないとでは、作業効率がぜんぜん違う。
外した方が絶対お勧めである。
あと、調整ポイントで重要なのは、デッキの出っ張り具合か。
ブラケットとの位置関係を、参考までに撮っておいた。このぐらいで
実際は下の画像のような収まりになる。
少し、奥まりすぎている感じもするが、ちょうどボタン操作時に手指が
段のところに置けるので、安定されて都合がよろしい。
CZ201は廉価機なのにディマーがついてるんだなぁと思っていたが、
(イルミ線がついてた)減光部分は表示窓の白文字だけであった。
ブルーイルミの発光部分については、減光機能はないが、発光自体が
穏やかであるので、これならディマーなしでも気にならないと思う。
ボリュームダイヤルが大型で中央寄りなので(左ハンドル仕様なのだろう)、
操作感、タッチは、なかなか良い。
ただ、プロボックスはダッシュボード上の10センチスピーカーが標準仕様
なのだが、これはいただけない。後々交換した方が良さそうだ。